A様邸の気密測定に立会いました。
断熱処理が終わり、計測器具で測定を行い、C値を確認していきます。
C値とは、「家の大きさに対して、どれくらいのスキマがあるのか?」を表す数値です。
このC値が小ければ気密性能が高い、C値が大きいと気密性能が低いとなります。
測定器具を動かして結果が出るのに5分。
ドキドキしていたのは私だけの様で、すんなり終わりました。
スバラシイ・・・(感嘆)
結果表記で説明すると、延床面積130.89㎡に対して、総相当隙間面積が30㎠ですから、27㎠÷130.89㎡で「C値:0.2(小数点第二位以下切り捨て)」となります。
では、総相当隙間面積が30㎠を例えると、名刺サイズの半分となります。
気密性能が良いというのは高気密ということ。
この、「C値に影響する要素」は、家の構造や窓などの仕様も影響しますが、何よりも「職人さんの施工品質」が出るそうです。
家のスキマは、建て付けや設置する施工品質次第ですから、気密性能(C値)を担保するためには「施工品質が重要」という表れになります。
家づくりはたくさんの職人さん達が携わり、弊社が統括し仕上げていきます。
気密測定をすることにより、数値結果が施工品質の見える形にもなりますから、安心にもつながります。