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年神様を家へ迎えるための、おもてなし。

Postted by 久保田 博音

クリスマスが過ぎ、今年も後わずかとなりました。

本年も大変お世話になりました。

皆が無事に過ごせた事に感謝し、

静岡支店でもお正月を迎える飾りつけを致しました。

 

 

 

古くから伝わる慣わしには意味があり、

時には背を押してくれたり、支えてくれたりします。

気の持ちようとは言え、知って取り入れると気持ちが明るくなります。

 

 

昔ながらのお正月には

「新しい年が明けておめでたい」という意味だけではなく、

「年神様」と呼ばれる神様が各家庭へ訪れると言われています。

 

年神様は特定の宗教による神様ではなく、

その年の福や徳を司る「歳徳神」や祖先の霊、

穀物の神といったいくつもの神様がひとつにまとめられ、

民間信仰として伝わってきたものだそうです。

 

 

[しめ飾りは、神様が宿る場所の印]

災厄を払うものだとも言われ、

伊勢地方などでは素戔嗚尊が当地を訪れた際の民話とともに、

一年中飾る慣習が残っているそうです。

 

[門松は、年神様が家へ尋ね入るにあたっての目印]

一年中落葉しない松、

成長が早く生命力の強い竹、

難をふせぐ南天。

橙は代々続く。

昔から自然の中に意味があり

縁起物を取り入れて願っていたんですね。

 

[正月飾りにおかんじゃけ]

藁科地域の伝統的な郷土玩具です。

真竹を金槌で叩いて繊維状にしたもので、

昔は子供が人形の髪結や相撲の軍配にして遊んだそうです。

現在も毎年七月に洞慶院御開山忌の縁日で縁起物として販売されており、

「縁日でおかんじゃけを買えば病気をしない」と伝えられ、

魔除け招福として玄関に置かれます。

お正月は蓬莱竹を使い、華やかに飾ります。

全国でも静岡でも、この地域だけらしく、ビックリしました。伝統的にも大事に継承していければと思います。

 

 

 

弊社の年末年始の予定です。

 

12/29(水)~1/5(水)年末年始休暇

※SBS展示場は1/3(月)1/4(火)営業※

1/6(木)仕事始め

 

皆様の輝かしいご越年を心よりお祈り申し上げます。

来年も宜しくお願い申し上げます

 

Postted by 久保田 博音

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