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余った木材をアップサイクルした木工製品

Postted by 山口 夕希奈

 

先日、静岡県立浜松特別支援学校様をご訪問させていただきました。
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花みずき工房の家づくりにおいて、どうしても発生してしまう材木の端材を
以前に浜松特別支援学校様に引き取っていただいたのですが、
その実際の活用状況を見学させていただきました。
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案内していただいた木工室に入ると、本格的な機材や工具が整然と配置された環境の中、
木工班の生徒さん達がそれぞれの作業に熱心に取り組まれていました。

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生徒さんたちの実習の様子を近くで伺うと、
インパクトドライバーや電動の糸鋸などの本格的な工具を見事に使いこなし、
大人でも難しいと思われる作業を、落ち着いた手付きでこなされていました。

また、つくられた作品は実際にお店で販売されると伺い、驚かされました。
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製品づくりに関しては、過去の販売での問題点を話し合ったり、
アンケートを取ってお客様の意見を取り入れるなど、
しっかりとマーケティングをしながら商品開発を行っているそうです。
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また、わかりやすい生産表を壁に張り出し、皆で共有しながら作業を分担し、
生産管理にもしっかりと取り組まれていました。
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SDGsの取り組みにも力を入れられており、製品づくりで更に余った木材はヤスリで
丁寧に磨き上げ、木材の香りを楽しむ「香り玉」として有効活用されていました。

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木工班だけでなく、「縫工班」や「レザー班」の実習も見学させていただきました。
縫工班では、遠州綿紬を使用したサコッシュやコースターなどが制作されており、
浜松の文化に根付いた取り組みも垣間見ることができました。

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本来なら廃棄されてしまうような端材を、浜松特別支援学校 高等部の生徒さん達の手で、
実際に使うことができる価値ある製品にアップリサイクルしていただき、
再び色々な方の生活を豊かにすることを思うと、とても嬉しい気持ちになりました。
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今回作られていた商品は2/7(水)に「ハッピーはまとくマーケット」にて
実際に生徒さん達の手で販売されるそうです。
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販売会場
・浜松市五島協働センター 10:00~11:20
・ファーマーズマーケット白脇店 10:20~11:50
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ぜひ足を運んで、その素晴らしい商品をご覧ください。

Postted by 山口 夕希奈

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Yukina Yamaguchi