谷口吉生氏が手がけたこの美術館は、端正なモダニズム建築として高く評価され、日本でも屈指の美しさを誇る美術館です。
1995年の開館以来、凛とした佇まいを保ち、変わることなく人々を迎え続けています。
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今回の目的は、伊能忠敬の展示でした。
伊能忠敬は、55歳から17年という歳月をかけ、日本全国を自らの足で歩き、測量を行った人物です。その成果として完成した「大日本沿海輿地全図」は、当時の技術水準をはるかに超える精度を誇る実測地図として知られています。
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実際に展示された地図を前にすると、日本列島の輪郭に沿って、丹念に積み重ねられた測量の痕跡が感じられます。
建築の美しさと、人の営みが生み出した偉業に触れる、ひとときとなりました。

