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Column

「好き」を楽しむ、日常に夢中になれる暮らし

浜松市 M様邸

自然豊かな高台の住宅街に新居を構えたM様ご家族は、音楽が共通のご趣味の40代ご夫婦と、3歳の男の子の3人暮らし。6月にこの地に移り住み、季節は夏から秋へ。
今回お引っ越し後半年の住まいを訪ね、日常を楽しむ風景を交えながらこだわりの詰まった暮らしぶりを拝見させていただきました。

10月最後の週末。日中、外で過ごすのが気持ちいい午前中の時間帯にM様邸を訪れると、リビングからつながるウッドデッキで団らんするご家族が、友人を招くように出迎えてくれました。

音楽に自然と夢中になる空間を作りたい


まず案内していただいたのが、リビングの一角にある防音室。ご主人所有のギターやベース、奥様とお子さんが触れるドラムセットが音楽スタジオの様に並べられていました。ご主人は中学時代からベースをメインに様々な楽器を嗜み、奥様は吹奏楽部でパーカーション担当だったこともあり、現在は趣味のバンドでドラムを演奏されているそうです。
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お話を伺いながら何気なくご夫婦のセッションが始まると、お子さんも近くにやってきて自然と仲間入りします。最近お子さんが音楽教室に通い始めたこともあり、興味津々のご様子。
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「この子が小さいのでまだなかなか難しいんですけど、まさにこういう感じが僕らの理想だよね」とご主人。ご家族揃って音楽を楽しむ様子がとても素敵でした。
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大好きな珈琲店の味に憧れて、
自家焙煎にも挑戦

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次に案内していただいたのが、ご主人自慢の趣味室。生の豆を取り寄せ、お気に入りの音楽を聴きながらその日の気分で豆をセレクト。焙煎機はポルトガル製「JOPER ROASTERS」。半年待って船便で届いた日本にはまだ数台しかない代物で、ご主人も豆を変えながら勉強中とのこと。
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そもそもどうして焙煎機を購入したのか尋ねると、好きなコーヒー屋さんが焙煎の大会で優勝したのをきっかけに、焙煎に興味が湧いたそうです。元建築士でもあった店主のところに焙煎の修行にも通われ、自宅に焙煎機を置くためのアドバイスもいただいたそうです。
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焙煎にかかる時間はおよそ30分。ご主人が準備を始めると、音を聞きつけてお子さんがリビングから趣味室へ駆け寄ってきました。ご主人のご実家が以前あんこ屋さんを営まれていた頃の秤や、趣のある缶などの道具を使ってお子さんとやりとりする様子に、とても和やかな日常を伺えました。

家づくりがきっかけで、DIYにも夢中

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次に奥様が紹介してくれたのが、ここに越してからご夫婦で作られたという作品たち。もともとDIYに興味があったこともあり、家を建てる際に余った端材でご準備されていたそうです。
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住み始めて半年の間に一緒に作られたのは、お子さんが大好きなプラレールの車両をディスプレイする小さな棚や、お子さんが趣味室に下りる際の踏み台、CDを置く棚です。無垢の床材を使っていることもあり、空間に違和感なく馴染んでいるのがまた素敵です。
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実はM様ご夫婦。家を建てる際、防音室のドアの塗装や寝室の壁を漆喰で塗ることにも挑戦されました。「上手くいかなかったことも含めてすごく思い出になったし、色々これからやってみる自信にもなってよかったです」と奥様。これなら将来、塗り壁のメンテナンスもご自身で難なくできそうと話されていました。

共通の趣味である音楽を中心に、コーヒーの焙煎やDIYとご夫婦それぞれに楽しみを見つけながら、日常に夢中になる暮らしを手に入れられたM様ご家族。中2階から眺めるピクチャーウィンドウに映る竹林の景色は、これから冬、そして春へと季節が廻ります。ゆったりと流れる時間と自家焙煎コーヒーの深い香りがとても心地いいお宅訪問となりました。
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広報

Shiho Matsuyama

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