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失敗しない平屋づくり

メリットとデメリットを押さえて
賢く建てる理想の平屋

「平屋」とは2階以上を設けない1階建ての家のこと。

かつては終の棲家としてご年配の方に人気だった平屋ですが、今では20代~30代の子育て世代にも人気が高まっていて、花みずき工房でも新築時に平屋をご検討されるお客様が年々増えてきています。

そこで今回は、平屋づくりで失敗しない為に押さえておきたいポイントを、メリット&デメリットを交えてご紹介させていただきます。

平屋のメリット1:家事や生活導線がスムーズ

 

まずメリットとしてあげられるのが、生活のしやすさです。すべてがワンフロアにあるため、階段を使った上下の移動がなくなり、生活動線が効率的になり家事の時短も叶います。また、万一家族の誰かが車椅子が必要になった場合でも、安心して暮らす事ができます。

平屋のメリット2:開放感のある空間設計

 

平屋は2階を支える柱や壁が不要な分、設計に柔軟性があり、間仕切りの少ない広々とした間取り設計が可能になります。また2階が無い分、屋根の勾配を活かした斜め天井をつくる事ができる為、高さのある開放的な空間を設計することも可能です。

平屋のメリット3:メンテナンス費用を抑えやすい

 

入居後、定期的に必要となる住宅のメンテナンス。屋根や外壁の修繕が必要な場合、平屋は2階部分が無いため足場を組まなくても作業が行えることも多く、暮らし始めてからの建物外部のメンテナンス費用を抑える事ができます。

平屋のデメリット1:広めの土地が必要

 

平屋はワンフロアに全ての居室を配置するため、2階建てと比べて建坪が大きくなる事が多く、ある程度広い土地の確保が必要になります。もともと広い土地をお持ちの方には問題ありませんが、土地探しから平屋の新築をお考えのお客様は、2階建てと比べて土地にかかる費用が割高になる事も多いです。

平屋のデメリット2:採光や風通しに工夫が必要

 

陽当りの良い2階の南面に配置する事が多い子供部屋や主寝室なども、平屋の場合は全て1階に配置する必要があります。そのため、全ての居室に十分な採光を確保するためには間取り設計に工夫が必要となります。同じく風通しに関しても空気の滞留がおこらない様に、平屋ならではの通風・換気設計が必要となってきます。

上記のように平屋のメリットは共稼ぎが主流の今の子育て世代にもフィットする半面、土地選びや採光・通風設計には注意が必要です。

土地探しから平屋の新築をお考えの方は、将来を見越して必要な部屋数や建て坪、駐車スペースをしっかりとプランした上で土地探しを進める事をお勧めいたします。また、採光や通風計画は選ぶ土地によっても大きく異なりますので、土地選びの段階から設計士に相談されると安心です。

もちろん花みずき工房でも土地探しから平屋の計画をお手伝いさせて頂きますので、お気軽にご相談下さい。

 

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Shiho Matsuyama

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