コンサバトリーという言葉を聞いたことがありますか？コンサバトリーの語源は英語の「conserve（保存する・保護する）」からきており、屋根や壁面がガラス張りになっている多目的なスペースを指します。家の外と内の中間に位置する生活空間で、陽光を浴びながら自然を感じられる、非日常感を味わうことができるスペースです。
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またコンサバトリーと似たものにサンルームがありますが、サンルームが「洗濯物を干す」など作業を固定した空間なのに対し、コンサバトリーは庭に対してより大きく張り出し、居住空間としての機能が強調されているため、それだけで単独の部屋としてより開放的で多目的に活用できる事が大きな特徴です。

コンサバトリーはガーデニングが盛んなイギリスで、18世紀頃から伝統的に造られてきている住宅スタイルです。もともとは南国から持ち帰ってきたフルーツの保存場所として建てられたのが始まりで、その後に植物の育成や保護のために使用される温室としても使用されるようになりました。
時が経つにつれて、これらの空間は生活空間としての可能性を広げていきました。現代では、コンサバトリーは個々の趣味やライフスタイルに合わせて多様な使い方がされています。ホームオフィス、読書のスペース、植物の展示場、リラクゼーションスペースなど、自然光を存分に取り入れた居心地の良い場所として、人々の暮らしを豊かにしています。

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コンサバトリーは新築の際に設置することも可能ですが、既存の建物に後付け空間として設置することもできます。日本でも既製品のコンサバトリーが多く存在するため、専門のメーカーから提供される商品を活用して、気軽にリフォームにて設置する事も可能です。コンサバトリーをはじめとするガーデンルームを取り扱う「LIXIL」社でも多様な商品を提供していますので、是非参考にしてみてくだい。
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LIXIL公式ウェブサイト ＞＞
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コンサバトリーの費用感については、サイズやデザイン、素材の選択によって大きく異なりますが、6畳から10畳サイズのもので本体価格は100万円から200万円程度。また、設置費用に関しては約10万円〜20万円ほどかかることが多いようです。ただし、家の形状や設置する場所の状況によっても金額は異なりますので、具体的な費用についてはお問い合わせください。

花みずき工房で新築を建てられたT様は築9年目にコンサバトリーを新設致しました。ゆとりのあったエクステリア空間をどの様に活用するか？時間をかけてイメージされていきました。ご近所付き合いをしていく中でお庭でBBQをしたりプールを出してお子様たちを遊ばせる機会も徐々に増えていき、毎回の家具の出し入れや遊び道具の準備を繰り返すうちに「この場所に外と繋がるお部屋があれば」と考え、この空間を作ることを決意されたそうです。
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コンサバトリーは屋根や壁面が全てガラスで覆われているため、夏は暑く冬は寒いのでは？と不安に思われる方も多いかと思います。しかし夏季には天井を内部日よけで覆い、壁面にスタイルシェードを設置することで日陰効果が得られ、室内の体感温度を快適に保つことができます。一方冬季は、特に対策をしなくても太陽の出ている日中は室温が高くなり冬場でも暖房に頼らず過ごすこともできます。
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設置後の様子をT様に伺うと、「バーベキューの際、椅子やテーブルの出し入れを毎回しなくなりとても便利なった事はもちろん、思っていたよりもコンサパトリー内が快適な温度で保たれているため、日常の生活空間としても利用しています。」とご主人。
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また、「キッチンからもコンサパトリー内の様子が見えるので、子供が遊んでいるときも安心して見守ることができます。」と、奥様も嬉しそうに話してくださいました。
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今回はコンサバトリーの魅力についてご紹介しました。屋外と屋内の中間に位置し、自然と調和する快適な居住空間がマイホームに加わることで、家族の暮らしが一層豊かになることでしょう。四季折々の美しい風景を眺めながら過ごしたり、趣味の場としても活用することができるコンサバトリーは、日常の暮らしに特別なひとときを提供してくれます。コンサパトリーやガーデンルームの設置にご興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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