マシュマロ断熱のメリット
フォームライトSLは、「日本の木造住宅のために」をモットーに50年以上に渡り開発された断熱材で、高気密・高断熱化が進む日本の木造住宅にとっては実に様々なメリットがあります。
1. 高い性能とコストパフォーマンス
フォームライトSLは、熱伝導率0.004W/mk以下(JIS A9526:2015要求値)、透湿率は16.7(ng/㎡・s・Pa) 、燃焼時間は120秒以下、燃焼距離は60mm以下と高い性能を有しています。透湿性の高さは、木造住宅において壁内結露を防ぎ建物の耐久性を維持する上で重要な要素です。また、万が一火災が起こった場合も、難燃剤が入っており自己消化性を有し、燃え広がらずに炭化していきます。
更に現場で数十倍に発泡させるため材料コスト、物流コスト、現場廃材処理コストが低く、他の断熱材と比較してコストパフォーマンスの高い断熱材と言えます。

2. 性能劣化が少ない断熱材
フォームライトSLはフォーム内部の99%が空気ですので、ガス成分の置換により断熱性能が低下することはありません。ウレタンフォーム断熱材であっても、ガスで発泡させるものは気泡内のガス成分と空気が置き換わり、年月とともに断熱性能が低下してしまう不安があります。フォームライトSLは元々が空気のため性能が劣化することはなく、熱伝導率は100年間ほぼ変わりません。
更に構造躯体にぴったりと密着しているため、柱が温度変化で伸縮したり地震の揺れで動いても、柔軟に追従するため断熱欠損が起こりません。

3. 静寂性にも効果あり
高気密住宅が求められるにつれて室内の音が反響する問題が出てきましたが、フォームライトSLは一般の硬質ウレタンフォームにはない吸音性を持っています。空気の泡が連なる断熱材の構造によって、音がウレタンフォーム内に分散し静かな住環境を保ちます。木造住宅において対応が難しいとされている、お子さんが走り回ったり飛び跳ねたりすると階下に響く「重量床衝撃音」への効果も遮音性試験で確認されています。