タイガーEXハイパーの特徴
タイガーボードの中でも最も木造軸組みパネル工法の耐力面材として適した商品が「タイガーEXハイパー」で、花みずき工房でも採用している本製品には下記のような特徴があります。
1.優れた耐火性
石膏でできているタイガーEXハイパーは建築基準法に適合する準不燃材料で、万が一火災が発生した場合も、ボード内の結晶水という水の分子が高温にさらされることで水蒸気となり徐々に放出されます。つまりボード自体がスプリンクラーのような役割を有しているのです。また、加熱により煙、有毒ガスが発生することもありません。
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2. 家を長持ちさせる透湿性
わたしたちがタイガーEXハイパーを採用している大きな理由の一つが、優れた透湿性です。木造住宅にとって湿気は天敵です。壁内部に発生する結露はシロアリの被害や木材の腐食の原因となります。わたしたちは通気層で湿気を逃がし、乾燥状態を維持することで建物を健全な状態に保つ工夫をしていますが、外壁に使用する耐力面材の透湿性能にもこだわりました。タイガーEXハイパーの透湿性は、木質系耐力面材の約12倍で、セメント系の6倍に及び、無機質系の約2倍に相当します。

3.高い寸法安定性
タイガーEXハイパーは、温度や湿度の影響による寸法変化が小さく、面材同士をぴったりと突き合わせて施工することができるため、施工後の反りや目地部に隙間が生じる事がありません。屋内外の空気を遮断することで、気密性・防音性にも優れています。
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