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究極の趣味空間作りました

木が香る
まるでお店のような
かっこよすぎる空間

ついつい中を覗きたくなってしまう開放感のあるガラス張りの白いテラスドアに手をかけ、中に入ると・・そこには杉のいい香りが鼻をくすぐり、存在感たっぷりなロードバイクが「どうぞ」と出迎えてくれます。

ここはご主人と奥さま共通の趣味であるロードバイク専用のガレージスペース。車やバイクのガレージはすぐイメージできますが、ここは自転車専用の空間。

趣味や通勤で利用する人も多くなったとはいえ自転車専用と聞くと少々この空間は贅沢に感じるかもしれませんが、お気に入りのパーツでカスタマイズされた愛車を雨ざらしにして錆びさせたくもないし、タイヤに付いた土で玄関を汚してしまうのも悲しい。

そんな時、外とフラットな専用スペースにそのまま乗り入れ、直ぐにメンテナンスや次のお出かけの準備もできてしまう専用ガレージには数多くのメリットがあるのです。

「ロードバイクガレージ」にはワクワクする工夫が詰まっている。

 

もともとロードバイク専用のガレージはお二人の希望でした。土地探しの段階から、車の駐車スペースとインナーガレージから自転車の出し入れがスムーズになるようにと間口が広い横長の敷地にこだわりました。

手入れのいき届いた愛車をディスプレイするのにぴったりな杉張りの壁はこちらからご提案。掃除がしやすく、自転車で出かけて帰ってきたときにそのまま乗り入れられる土間なら、居住スペースより50センチほど床が低くなるため天井も自ずと高くできます。高くなった天井にはスポットライトを設置し、夜は愛車をライトアップ。

「ガラス張りのテラスドアにしたらお店みたいで素敵ですよね!」と、お客様の希望を共有していくうちにこちらの提案にも熱が入ってしまいました。

ここで何をする?何がしてみたい?

 

お二人とお話を進めるうち、いつの間にかこちらも気分はロードバイクが趣味の住人。休みの日でなくても、トレーニング用の自転車で体力をつけたり、部品をメンテナンスしたり、ボディーを磨いたり・・そんな想像をしていくうちに、専用のシンクやエアコンも完備できたら最高だなぁとなりました。

更に休みの日には夫婦二人揃ってここでコーヒーを片手に1日中過ごすなんてこともありそうだと、テーブルも設置。想像力を余すことなく働かせ、住まう人の暮らしぶりを考えながらの家づくりは注文住宅ならではの楽しさです。

カスタムすることの楽しさは提案する側も

 

カスタムすることの楽しさは、お客さまだけではなく提案する側も同じ気持ちです。

完成したガレージの棚には、お二人のお気に入りの雑貨やオーディオがとても綺麗に並べられていました。

「実際にガレージの使い勝手はいかがですか?」というこちらの質問に「想像以上だよね!」なんてご夫婦が口をそろえてほほ笑み合う姿に、あらためてオーダーメイドの家づくりは素敵だなと感じました。

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Shiho Matsuyama

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