ドア丁番の調整は、ご家庭でも比較的簡単に行うことができます。以下に、それぞれの症状に対するドア丁番の調整方法をご紹介いたします。
・ ドアがスムーズに閉まらない・開かない → 丁番の前後調整ネジを使って、ドアのかみ合わせ位置を微調整します。かみ合わせずれていると、ラッチが正しく収まらなくなるため、前後の調整が有効です。
・ ドアがドア枠に当たる場合 → 左右調整ネジを回して、ドアの位置を内側または外側に少し寄せることで、枠との接触を防ぎます。
・ ドアが床に擦れる場合 → 上下調整ネジを使ってドアの高さを調整します。ドアを上げすぎてしまうと上枠に干渉するので、注意が必要です。
・ ドアとドア枠の間に大きな隙間ができる → 左右調整ネジでドアの左右位置を調整することで、均等な隙間に整えることができます。締まりにくい場合の改善にも効果的です。
・ ドアがぐらぐらする、ガタつく → 丁番本体を固定している取り付けネジが緩んでいる可能性があります。すべてのネジをしっかりと締め直しましょう。ネジ穴が劣化している場合は、補修材を使うことも検討してください。
これらの調整はプラスドライバーや六角レンチなど家庭用の工具で、比較的簡単に行うことができます。ただし、丁番の構造はメーカーや製品ごとに異なるため、正確な手順は各メーカーの公式情報をご参照ください。

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