「網戸を開け閉めするたびに引っかかる」「スムーズに動かない」などの不具合を感じる原因の多くは、レール部分にたまった汚れやゴミの詰まりによるものです。網戸は屋外に面しているため、レール内に砂や虫の死骸などが蓄積しやすく、戸車(網戸の下部にある小さな車輪)の動きを妨げてしまいます。ですが、こうした不具合の多くは日常的なお掃除によって改善・予防することができるため、まずは、以下の手順でレールのお手入れを行ってみましょう。
1. 掃除機でホコリを吸い取る
レールの溝にたまった砂やホコリを、掃除機の細口ノズルなどを使って丁寧に吸い取ります。
2. 柔らかい布で水ぶきする
レール表面の汚れは、柔らかい布を使って水ぶきし、しっかりとふき取ります。
3. 細かい部分の仕上げ
必要に応じて、綿棒や古い歯ブラシを使って、角や隅の汚れまできれいにしましょう。
こうした掃除を行うだけでも、網戸の動きが軽くなる場合がありますが、それでも引っかかりが残る場合は、戸車の高さや位置を調整することで解消されることがあります。