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無垢材ダイニングテーブルは修復できる?職人によるメンテナンス事例をご紹介|浜松市・静岡市の注文住宅|花みずき工房

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無垢材ダイニングテーブルは修復できる?職人によるメンテナンス事例をご紹介
July 22 (Wed)
life style

無垢材ダイニングテーブルは修復できる?職人によるメンテナンス事例をご紹介

手をかけるほど愛着が深まる、
無垢家具の魅力
手をかけるほど愛着が深まる、
無垢家具の魅力

毎日の食事や家族の団らん、お子さまの勉強や趣味の時間など、ダイニングテーブルは家族の暮らしの中心となる家具です。長年使い続けるうちに、食器による細かな傷や水染み、物を落としたへこみなどが少しずつ増え、「そろそろ買い替えた方がいいのかな」と感じることもあるのではないでしょうか。
しかし、無垢材のダイニングテーブルは、傷や経年変化を楽しみながら、必要に応じてメンテナンスを重ねることで、何十年にもわたって使い続けることができます。木そのものを使用した無垢材だからこそ、表面を整えたりオイルを塗り直したりすることで、美しさや木のぬくもりを取り戻すことができます。
花みずき工房では住まいだけでなく、家具も「長く大切に使う」という考えを大切にしています。そこで今回は、実際に花みずき工房で使用している無垢材ダイニングテーブルを、家具職人にメンテナンスしていただいた様子をご紹介しながら、無垢材家具が長持ちする理由や、お手入れのポイントについてもお伝えさせていただきます。

無垢材ダイニングテーブルは修復できる?職人によるメンテナンス事例をご紹介

無垢材家具は「育てながら使う」家具

無垢材家具が長く使える理由は、木そのものを加工してつくられているからです。一般的な家具の中には、表面に薄い木材や化粧板を貼ったものもあり、表面が傷ついたり剥がれてしまったりすると、補修が難しい場合があります。一方、無垢材家具は木そのものを使用しているため、傷や汚れが付いても、表面を削ったりオイルを塗り直したりすることで、美しい状態へ整えることができます。
また、木は年月とともに色味や風合いが深まり、使い込むほど味わいを増していく素材です。定期的にメンテナンスを行うことで、美しさを保ちながら30年、40年、その先まで使い続けることができます。もちろん、日々の暮らしの中で付く傷やへこみをすべて消す必要はありません。家族で食卓を囲み、お子さまが勉強をし、ともに過ごしてきた時間が刻まれた跡も、無垢材家具ならではの魅力の一つです。
「傷が付いたから買い替える」のではなく、「必要なときに手をかけながら使い続ける」。それが、無垢材家具を育てながら使うという楽しみ方です。

無垢材ダイニングテーブルは修復できる?職人によるメンテナンス事例をご紹介

実際のメンテナンス工程をご紹介

ここからは、花みずき工房の応接室で長年使用している無垢材ダイニングテーブルのメンテナンスの様子をご紹介いたします。このテーブルは、お客様との打ち合わせや家づくりのご相談など、たくさんの時間をともにしてきた大切な家具です。その分、天板には食器や素材サンプルの出し入れによる細かな傷や輪染みが付き、日頃のお手入れだけでは落としきれない汚れも蓄積していました。

メンテナンス前の細かな傷や輪染みが付いているテーブル天板

また、側面には物が当たってできた深い傷もあり、使い込む中で木本来の風合いも少しずつ隠れてしまっているような状態でした。

傷がついてる無垢のテーブルの側面

今回メンテナンスをお願いしたのは、無垢材家具の製作や修理を手掛ける家具工房の「アムス工房」さんです。木の状態を丁寧に見極めながら、その時々に最適な方法で一つひとつの工程を進めていただきました。
長年使い込んだテーブルが、家具職人の手によってどのようによみがえっていくのか、無垢材だからこそできる補修方法にも注目しながら、実際のメンテナンス工程を写真とともにご紹介いたします。

無垢材ダイニングテーブルは修復できる?職人によるメンテナンス事例をご紹介

メンテナンス工程1.
傷を補修し、木肌を整える

メンテナンスは、まずテーブル全体をきれいに拭き上げ、状態を確認することから始まりました。今回、天板の側面には深い傷があったため、木工用接着剤を使って傷を埋めていただきました。深い傷は、そのままサンディングだけで平らにしようとすると、周囲まで削り落とすことになり、天板の形状が崩れてしまうことがあります。そのため、先に傷を埋めておくことで、きれいな仕上がりにつながります。

傷を接着剤で埋める

傷を埋めた接着剤を速乾させる

傷の補修後は、いよいよ天板をサンディングしてきます。まずは「180番のサンドペーパー」で側面、続いて天板全体をサンディング。古くなったオイルや細かな傷を取り除きながら、木肌を均一に整えていきます。

テーブル天板の側面のサンディング

テーブル天板のサンディング


この工程が、この後の補修やオイル仕上げを美しく仕上げるための大切な土台となるため、ゆっくりと丁寧にペーパーをかけていきます。

無垢材ダイニングテーブルは修復できる?職人によるメンテナンス事例をご紹介

メンテナンス工程2.
無垢材だからできる、へこみの補修

続いて行われたのは、へこんだ箇所の補修です。へこみに水を含ませた布を置き、その上から熱を加えることで、潰れてしまった木の繊維を膨らませ、へこみを目立ちにくくしていきます。

へこみ箇所に熱を充てる

へこみを確認

木は細かな繊維が集まってできています。物を落としてできたへこみは、その繊維が押し潰された状態です。そこへ水分と熱を加えることで、繊維が再び膨らみ、木肌をできるだけ元の状態へ近づけることができます。
この補修方法は、無垢材だからこそできるメンテナンス方法です。木そのものの性質を生かした職人の技術に、改めて天然木ならではの魅力を感じました。

無垢材ダイニングテーブルは修復できる?職人によるメンテナンス事例をご紹介

メンテナンス工程3.
仕上げのサンディング

へこみの補修が終わり表面の湿気が乾いたら、今度は先ほどよりも目の細かい「240番のサンドペーパー」で、もう一度仕上げのサンディングを行います。
水分を含んだことで少し毛羽立った木肌をなめらかに整え、天板の側面と表面をきれいに仕上げていきます。

テーブル側面のサンディング

サンディングされたテーブル天板


サンディングによって木肌はまっさらな状態になるため、そのままでは乾燥や汚れの影響を受けやすくなりますので、最終工程ではオイルを塗布して仕上げていきます。

無垢材ダイニングテーブルは修復できる?職人によるメンテナンス事例をご紹介

メンテナンス工程4.
オイルで木本来の美しさを引き出す

仕上げのサンディングが完了すると、最後に天板にオイルを塗布して仕上げていただきました。使用するオイルは自然塗料「いろは」のクリア。木本来の色合いを上品に活かしつつ、健康や環境に配慮した国産の自然塗料を使用しました。
ちなみにワックスは、家具を使っていく中で、日常のお手入れに使用するそうです。


自然塗料「いろは」のクリアと蜜蝋ワックス

職人の手によってオイルが塗られていくテーブル

職人の手によってオイルが浸透するテーブル

オイルが木に浸透すると、美しい木目がよりはっきりと現れ、自然な艶と温かみが戻りました。また、オイルは木を乾燥や汚れから守る保護の役割も果たし、これからも心地よく使い続けるための仕上げとなります。

メンテナンスを終えたテーブル


メンテナンスを終えたテーブルには、明らかに以前よりもきめ細やかで美しい木肌がよみがえりました。決して新品のように塗り替えられたのではなく、これまで使い込んできた風合いや思い出を残しながら、無垢材本来の温もりと美しさを取り戻しました。

無垢材ダイニングテーブルは修復できる?職人によるメンテナンス事例をご紹介

メンテナンスを重ねることで、深まる愛着

今回のメンテナンスを通して改めて感じたのは、無垢材の家具は「修理する家具」ではなく、「育てる家具」だということです。家族が食事を囲み、お子さまが勉強をし、何気ない日常を過ごしてきた時間も、テーブルには刻まれていきます。だからこそ、傷を理由に買い替えるのではなく、必要なときに手をかけながら使い続けることで、より愛着のある家具へと育っていきます。これは、木の家づくりを大切にしている花みずき工房の住まいづくりにも通じる考え方です。
「無垢材の家具のメンテナンスについて、もう少し詳しく知りたい」という方もいらっしゃるかもしれません。最後に、よくいただくご質問についてお答えします。


Q. メンテナンスをすると新品のようになりますか?

A. 無垢材家具のメンテナンスは、新品に戻すことが目的ではありません。傷や汚れを整えながら、使い込んできた風合いや経年変化を活かし、その家具らしい美しさを引き出すことを大切にしています。


Q. オイル仕上げ以外の無垢材家具もメンテナンスできますか?
A. メンテナンス方法は塗装の種類によって異なります。オイル仕上げはご家庭でも比較的お手入れしやすい一方で、ウレタン塗装などは補修方法が異なるため、専門家へ相談すると安心です。

Q. プロに依頼すると、どのくらい時間がかかりますか?
A. 家具の大きさや傷の状態によって異なりますが、軽いメンテナンスであれば数時間から1日程度、本格的な補修では数日かかる場合もあります。詳しい期間は、家具の状態を確認したうえで案内されることが一般的です。

Q. 無垢材家具を長持ちさせるために、日頃から気を付けることは?
A. 直射日光やエアコンの風が長時間当たる場所は、乾燥や反りの原因になることがあります。また、水分をこぼした際は早めに拭き取り、定期的にオイルメンテナンスを行うことで、美しい状態を長く保ちやすくなります。
無垢材ダイニングテーブルは修復できる?職人によるメンテナンス事例をご紹介

今回のメンテナンスを通して改めて感じたのは、無垢材の家具は「使い続けることで価値が深まる家具」だということです。毎日の暮らしの中で付いた傷やシミは、家族と過ごしてきた時間の証でもあります。そして、必要なタイミングでメンテナンスを行うことで、その思い出を残しながら、これからも心地よく使い続けることができます。
木の家が年月とともに味わいを増していくように、無垢の家具もまた、手をかけるほど愛着が深まり、暮らしに寄り添う存在へと育っていきます。
無垢家具のお手入れやメンテナンスについて気になることがございましたら、ぜひ花みずき工房までお気軽にご相談ください。



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Mirei Seto

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