「2012年 花家族33号より」
13年目となるお住まいは、すぐ隣に広がる森の緑を窓いっぱいに映し木漏れ日のきらめきも借景にした造りで、勾配天井のゆったりとしたリビングにはペンションのような雰囲気が漂います。
建築当初のすっきりとした空間を維持されているのは、飽きのこないデザインの物を長く愛用されているから。「家具も家電も買い換えないで使っている物が多くて、物持ちはかなりいいほうだね」とご夫婦は口をそろえておっしゃいます。
ただやはり手入れのひと手間を惜しまない暮らし方が、空間の気持ち良さを支えていると言えるようです。