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間取りより先に考えたい、暮らしを整える「収納計画」|浜松市・静岡市の注文住宅|花みずき工房

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間取りより先に考えたい、暮らしを整える「収納計画」
May 16 (Sat)
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間取りより先に考えたい、暮らしを整える「収納計画」

「片付ける」ためでなく、
心地よく暮らすための収納とは
「片付ける」ためでなく、
心地よく暮らすための収納とは

家づくりでは、「収納は多ければ多いほど安心」と考えられることが少なくありません。しかし実際は、十分な収納量を確保していても、思うように片付かないと感じてしまうケースが多くあります。

そこで大切になるのが、「どこに・何を・どうしまうか」という視点です。収納は単に物をしまう場所ではなく、暮らしやすさや家事動線、空間の見え方にも大きく関わっています。だからこそ、間取りが決まってから考えるのではなく、日々の暮らし方に寄り添いながら計画していくことが重要です。

今回は、心地よい暮らしにつながる収納計画の考え方と、住まいづくりの中で取り入れたい収納アイデアについて、ご紹介いたします。

間取りより先に考えたい、暮らしを整える「収納計画」

収納が多いのに片付かない理由

収納スペースを十分に設けたはずなのに、「なぜか部屋が散らかってしまう」と感じてしまうことはないでしょうか。実は、収納量と片付けやすさは、必ずしも比例するものではありません。その原因のひとつとして考えられるのが、「収納する場所」と「使う場所」の距離です。
例えば、帰宅後に上着やバッグを置く場所が決まっていなければ、ダイニングチェアやソファの上に置きっぱなしになりやすくなります。また、洗濯物を畳む場所と収納場所が離れていると、片付けるまでの動作が負担になり、後回しになってしまうこともあります。
さらに、書類や日用品などの定位置が曖昧な場合、カウンターやテーブルの上に物が集まりやすくなり、少しずつ生活感が表れていきます。




こうした日々の小さな手間やストレスの積み重ねが、「片付かない」と感じる原因になっているのかもしれません。
だからこそ収納計画では、単純な収納量を確保するだけでなく、「暮らしの動線に合っているか」という視点が大切になってきます。

間取りより先に考えたい、暮らしを整える「収納計画」

暮らしに合った収納は、動線から考える

収納を計画するとき、「何を収納するか」から考える方は多いかもしれません。もちろん、持ち物の量や種類を把握することも大切ですが、収納計画ではそれ以上に、「どこでそれを使うか」が重要になります。
例えば、帰宅後すぐにコートやバッグをしまえる玄関収納があれば、リビングに物を持ち込みにくくなります。また、キッチンまわりにパントリーを設けることで、食品や日用品を効率よく管理しやすくなり、調理や片付けも行いやすくなります。さらに、リビングの日用品に定位置をつくることで、「とりあえず置く」が減り、空間の乱れを防ぎやすくなります。
このように、日々の行動の流れに合わせて収納を配置することで、片付けや家事は自然と行いやすくなり、部屋は散らかりにくくなります。




最近では、「回遊動線」や「ただいま動線」といった考え方も注目されていますが、その根底にあるのは、「無理なく片付く仕組み」を住まいの中につくるという視点です。
収納は、単に物をしまう場所ではなく、毎日の動きを支える存在でもあります。だからこそ、収納だけを切り離して考えるのではなく、間取りや暮らし方と一緒に計画していくことが大切です。
収納計画は、往々にして「物基準」になりがちですが、「暮らし基準」で考えることが、心地よい住まいへの第一歩につながっていきます。

間取りより先に考えたい、暮らしを整える「収納計画」

毎日を快適にする収納アイデア

毎日の暮らしの中で感じる小さな使いにくさは、収納の工夫によって和らぐことがあります。家族の動きや習慣に合わせた収納を取り入れることで、片付けや家事の負担を軽減し、空間も綺麗な状態を保ちやすくなります。
ここからは、実際の暮らしの中で取り入れやすい収納アイデアを、施工事例とともにご紹介いたします。



土間収納(シューズクローク)

靴だけでなく、ベビーカーやアウトドア用品、ゴルフバッグ、防災用品など、外で使う物をまとめて収納できる土間収納。玄関まわりをすっきり整えやすく、室内に汚れを持ち込みにくいのも魅力です。

また、帰宅後すぐに荷物や上着を片付けられることで、「ただいま動線」が整いやすくなり、暮らしやすさにもつながります。近年では、家事動線や生活動線を意識した収納として、取り入れるご家庭が増えています。





ファミリーロッカー収納
帰宅後すぐに上着やバッグをしまえるロッカー収納。家族ごとに収納スペースを分けることで、「自分の物を自分で片付ける習慣」を自然とつくりやすくなります。
また、ランドセルや仕事用バッグ、帽子などの定位置を決めておくことで、リビングやダイニングへの「とりあえず置き」を防ぎやすくなることも魅力です。


LDK空間

リビング収納
文具や薬、書類、日用品など、リビングで日常的に使う物をまとめて管理しやすいリビング収納。必要な時にすぐ取り出せるだけでなく、使い終わった後も自然と片付けやすくなります。細かな物が集まりやすいリビングだからこそ、収納場所をあらかじめ確保しておくことで、テーブルやカウンターの上に物が溜まりにくくなり、空間全体も整いやすくなります。




テレビ裏収納
テレビまわりで気になりやすいルーターや配線、ゲーム機、録画機器などをまとめて隠せるテレビ裏収納。配線や機器類が表に出にくくなることで、テレビまわりの雑多な印象を抑え、落ち着きのある空間を演出できます。
また、掃除がしやすくなるだけでなく、小さなお子様やペットが配線に触れにくくなることで、安心して過ごしやすくなります。




パントリー収納
食品ストックや調理家電、日用品などをまとめて収納できるパントリー。キッチンまわりに必要な物を集約することで、調理や片付けを効率よく行いやすくなります。
まとめ買いをされるご家庭や、災害時に備えて備蓄をされるご家庭にとっては、収納量をしっかり確保できる点も大きな魅力です。




ランドリー収納
室内干しスペースと収納を組み合わせたランドリー収納。「洗う・干す・畳む・しまう」を近い場所で完結しやすく、毎日の洗濯動線を大きく効率化してくれます。
天候や花粉などを気にせず洗濯できるため、共働き世帯を中心に人気が高まっている間取りのひとつです。
また、近くにファミリークローゼットや可動棚を設けることで、洗濯物を運ぶ手間を減らし、家事負担の軽減にもつながります。
間取りより先に考えたい、暮らしを整える「収納計画」

収納計画で、暮らしやすさは大きく変わる

収納計画がもたらす価値は、単に空間をきれいに見せることだけではありません。暮らしの動きに合わせて整えられた収納は、日々の過ごしやすさや、住まいで感じる心地よさにも大きく関わっています。

必要なものを必要な場所にしまえることで、探し物の時間が減り、朝の支度や家事もスムーズになります。また、物の定位置が決まることで、リビングに物が散らかりにくくなり、空間全体も自然と整いやすくなります。
さらに、「片付けなければ」という小さなストレスが減ることで、気持ちにもゆとりが生まれ、家で過ごす時間をより穏やかに感じられるようになるかもしれません。





収納とは、単に物を隠すためのスペースではなく、暮らしを快適に整えるための大切な設計のひとつです。どれほど美しいデザインの住まいでも、使いにくさや片付けにくさが積み重なると、本当の意味での心地よさにはつながりにくくなってしまいます。

だからこそ収納計画では、収納量だけを考えるのではなく、「どんな毎日を送りたいか」「どのように暮らしたいか」という視点を大切にしながら、一つひとつ丁寧に考えていくことが重要です。

間取りより先に考えたい、暮らしを整える「収納計画」

花みずき工房が考える、
暮らしの流れに寄り添う収納

収納計画には、そのご家族ならではの暮らし方や価値観が表れます。だからこそ、単に収納量を増やすのではなく、毎日の過ごし方に合わせて丁寧に考えていくことが大切です。

例えば、何をどれくらい持っているのか、どこで身支度をするのか、洗濯や片付けをどのような流れで行うのか。そんな日常の動きや習慣に目を向けながら収納を計画することで、家事のしやすさや片付けやすさが変わり、空間も自然と整いやすくなっていきます。





花みずき工房では、間取りを考える前に、まずお客様の暮らし方について丁寧にお話を伺うことを大切にしています。ご家族構成やライフスタイルはもちろん、日々の過ごし方や大切にしたい時間まで丁寧に汲み取りながら、その住まいに本当に必要なものを一緒に考えていきます。

私たちが目指しているのは、「たくさん収納できる家」ではなく、「自然と片付く家」です。

無理なく片付けやすく、暮らしの流れに寄り添った収納は、日々の小さなストレスを軽減し、住まいで過ごす時間をより心地よいものにしてくれます。そうした積み重ねが、住まいへの愛着にもつながっていくのではないでしょうか。

間取りより先に考えたい、暮らしを整える「収納計画」

今回は、暮らしを整える収納計画の考え方や、住まいづくりの中で意識したい収納アイデアついてご紹介いたしました。収納は、ただ多く設ければよいものではなく、ご家族それぞれの暮らし方に合わせて、必要な場所に必要な収納を設けることが大切です。日々の習慣に合わせて、必要な場所に必要な収納を計画することで、住まいはより整いやすく、心地よい空間へと変わっていきます。

花みずき工房では、間取りやデザインだけでなく、その先の暮らしまで見据えた住まいづくりを大切にしています。ご家族ごとのライフスタイルや価値観に丁寧に寄り添いながら、毎日を心地よく過ごせる住まいをご提案しています。これから家づくりをご検討される際は、ぜひ「どんな収納が必要か」だけでなく、「どんな暮らしをしたいか」という視点から、収納計画を考えてみてはいかがでしょうか。

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設計

Mieko Sano

保有資格
一級建築士
宅地建物取引士
インテリアコーディネーター
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