建物を丈夫にして倒壊を防ぐ「耐震」
耐震工法とは、建物自体を丈夫にして地震による倒壊を防ぐ工法で、主に壁や柱、接合部を強化することで建物の強度を上げ、地震による倒壊を防ぎます。
具体的には
柱と柱の間に筋交いを施したり、構造用合板をバランスよく配置したり補強金物を用いて壁や柱などを接合することで耐震性を高めることができます。また 日本では2000年に
住宅性能表示制度で耐震等級が制定されました。耐震等級とは地震に強い家
を安心して建てることができるように、一般の方にも分かりやすい家の性能表示基準です。
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■耐震等級1:震度6~7の地震力に対して倒壊、崩壊しない
■耐震等級2:耐震等級1で想定する1.25倍の地震力に対抗できる
■耐震等級3:耐震等級1で想定する1.5倍の地震力に対抗できる
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耐震等級3が最高で、花みずき工房でも標準としています。耐震等級が上がると地震に強くなるのはもちろん、地震保険料の割引や住宅ローンの金利優遇が受けられる等のメリットもあります。ただし、建物は頑丈になる一方で、その分揺れが感じやすかったり、度重なる揺れで接合金具が緩んだりすることもあります。
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