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天竜ヒノキの柱が支える、永く安心して暮らせる家|浜松市・静岡市の注文住宅|花みずき工房

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天竜ヒノキの柱が支える、永く安心して暮らせる家
August 31 (Mon)
construction

天竜ヒノキの柱が支える、永く安心して暮らせる家

地元・天竜の森で育ったヒノキを、
住まいを支える確かな柱に。
地元・天竜の森で育ったヒノキを、
住まいを支える確かな柱に。

家が完成すると、壁の中に隠れて見えなくなる「柱」。
普段の暮らしの中で目にすることはほとんどありませんが、住まいを支え、家族の暮らしを長い年月にわたって守り続ける、大切な構造材です。だからこそ花みずき工房では、柱に使う木材にもこだわり、主要な柱に地元・浜松の天竜地域で育った無垢の「天竜ヒノキ」を採用しています。
「浜松の山で育った木を、浜松の家づくりに使う。」そこには、地元の木だからという理由だけではなく、ヒノキが持つ強さや耐久性、木材としての品質、そして地域の森林を未来へつないでいくという意味があります。
天竜の山で育った一本のヒノキが、どのようにして住まいを支える柱になるのでしょうか。今回は、天竜ヒノキが原木の選定から製材、乾燥、品質確認、プレカット加工を経て、花みずき工房の家を支える一本の柱になるまでをたどります。その過程とともに、私たちが天竜ヒノキを選ぶ理由や、地元の木を使って家を建てるメリットについてご紹介いたします。

天竜ヒノキの柱が支える、永く安心して暮らせる家

日本有数の林業地、天竜で育つ「天竜ヒノキ」

浜松市の北部に広がる天竜地域は、古くから林業が営まれてきた、日本を代表する林業地のひとつです。天竜の森林は、奈良県の吉野、三重県の尾鷲と並ぶ「日本三大人工美林」のひとつにも数えられ、良質な木材の産地として長い歴史を重ねてきました。
豊かな森林が広がるこの地域では、木を植え、育て、伐採し、そして再び次の森を育てるという営みが、世代を超えて受け継がれてきました。
「天竜美林」とも呼ばれる美しい森林は、自然の力だけでつくられたものではありません。枝打ちや間伐など、その時々の木の成長に合わせて人の手を入れ、一本一本を大切に育てる。そうした林業に携わる人々の仕事と長い年月の積み重ねによって、良質な木材が育まれています。

天竜の森


その天竜の山々で育つヒノキが「天竜ヒノキ」です。ヒノキは、強度や耐久性に優れ、古くから日本の建築を支えてきた木材のひとつ。天竜ヒノキも、住宅を長く支える柱などの構造材として活用されています。地域の山で大切に育てられた木が、製材や加工を経て一本の柱となり、同じ地域で暮らす家族の住まいを支えていく。
花みずき工房が天竜ヒノキを選ぶ背景には、構造材としての性能だけではなく、浜松の風土の中で育まれてきた木と林業を、地域の家づくりへつないでいきたいという想いがあります。

天竜ヒノキの柱が支える、永く安心して暮らせる家

なぜ、地元の木を家づくりに使うのか?

花みずき工房が天竜ヒノキを選ぶ理由は、単に「地元・浜松で育った木だから」というだけではありません。住まいを長く支える柱には、十分な強度や耐久性はもちろん、構造材として安定した品質が求められます。天竜ヒノキは、そうした住まいの構造を支える木材としての特性を備えていることに加え、地元で育つ木だからこそ、その背景や生産の過程を身近に確かめながら家づくりに活かせることも、大きな魅力です。
木は一本一本に異なる性質を持つ自然素材です。そのため住宅の柱として長く使っていくには、産地だけでなく、伐採後の乾燥や含水率、強度などを適切に確認し、構造材として安定した品質の木材を選ぶことが大切です。
天竜の山で育った木が、地域の製材所で製材・乾燥され、品質を確かめながら柱へと加工されていく。どこで育ち、どのような工程を経て住まいに使われるのか。その背景が見えることは、長く暮らす住まいの安心にもつながります。

天竜の森と丸太

天竜の丸太置き場


また、地域の森林資源を地域の住まいに活かす「地産地消」には、環境や地域経済の面でも意味があります。輸送距離を短くすることで輸送に伴う環境負荷を抑えるとともに、地域で木を使うことが、林業や製材、加工などに携わる人々の仕事を支え、次の森林を育てるための循環にもつながっていきます。
「浜松の山で育った木で、浜松の家をつくる。」
森を育てる人、木を伐る人、製材する人、加工する人、そして家を建てる人。それぞれの仕事を地域の中でつなぎ、一本の木を一本の柱へ、そして一軒の住まいへとつないでいく。
花みずき工房にとって天竜ヒノキを使うことは、住まいの品質を考えると同時に、浜松の森林資源と林業を次の世代へつないでいく家づくりのひとつでもあります。

天竜ヒノキの柱が支える、永く安心して暮らせる家

一本の柱は、一本の丸太を選ぶところから

天竜の山から伐り出されたヒノキは、まず静岡県森林組合連合会が運営する「原木市場」へと運ばれます。ここから、一本の天竜ヒノキが住宅を支える柱になるまでの道のりが本格的に始まります。原木市場に集まる丸太は、太さや長さ、樹齢、育った環境などによって一本一本状態が異なります。そのため、木の状態や特徴を見極めながら、住宅の柱をはじめ、それぞれの用途に適した原木を選んでいきます。

完成した住まいの柱を見ると、同じ寸法に整えられた一本の建築部材に見えるかもしれません。しかし、その出発点にあるのは、山で長い年月をかけて育った一本の木。それぞれに異なる個性を持つ自然素材だからこそ、最初の「原木を選ぶ」という工程が、その後の品質を左右する大切な仕事になります。


原木市場で丸太を選別する人


良い柱づくりは、その柱にふさわしい一本の丸太を選ぶことから始まります。山で育った木の状態を見極め、用途に合わせて選び、製材や乾燥といった次の工程へつないでいく。完成した住まいからは見えない部分ですが、一本の柱、そして一軒の家の品質を支える大切な工程です。
天竜ヒノキの柱が支える、永く安心して暮らせる家

住まいを支える柱へ、確かな品質を見極める

選ばれた丸太は製材所に運ばれて、住まいを支える柱へと姿を変えていきます。

花みずき工房では、主要な柱に無垢の「芯持ち材」を使用しています。芯持ち材とは、丸太の中心にある「芯」を含むように製材された木材のことです。一本の丸太から柱を切り出す際、木の中心部分を含むため、木が長い年月をかけて成長してきた年輪が柱の中心から広がるように現れます。

芯持ち材は、古くから木造住宅の柱などに広く用いられてきた材料です。特にヒノキは、耐久性や耐朽性に優れ、構造材として長く使われてきた歴史があります。一方、無垢材は自然素材であるため、乾燥の過程で収縮し、表面に割れが生じることもあります。そのため、木の性質を理解したうえで、適切に乾燥させ、一本一本の状態や性能を確認することが大切です。


丸太から柱への製材過程

乾燥窯で乾燥される芯持ち材

製材された天竜ヒノキは乾燥窯で十分に乾燥させたうえで、「含水率」や「ヤング係数」を測定し、構造材としての品質を確認します。


木材の乾燥状態を示す「含水率」

「含水率」とは、木材にどの程度の水分が含まれているかを示す数値です。水分を多く含んだ木材は、施工後の乾燥によって収縮や反り、変形などが生じる可能性があります。
そのため花みずき工房では、含水率20%以下を柱に使用する木材の基準としています。


木材のたわみにくさを示す「ヤング係数」

「ヤング係数」とは、木材のたわみにくさや変形のしにくさを示す数値です。数値が高いほど、荷重に対してたわみにくい傾向があり、花みずき工房では一定の基準を満たした木材を構造材として使用しています。

こうした測定結果は一本一本の柱に印字され、使用する木材の品質を数値で確認できるようになっています。

測定結果が印字された天竜ヒノキの構造材


また、木材の背景を知る指標のひとつに「FSC認証」があります。FSC認証とは、適切に管理された森林から生産された木材などを認証する国際的な森林認証制度です。森林資源を適切に利用しながら、豊かな森を次の世代へつないでいくための仕組みでもあります。

もちろん、住まい全体の強さや耐久性は、木材の性能だけで決まるものではありません。柱や梁の配置、接合部、構造計算など、さまざまな要素を組み合わせることで、一軒の家の安全性がつくられます。
そのうえで、木材を適切に乾燥させ、性能を数値で確かめ、どのような森林から届けられた木なのかまで目を向けること。それが、自然素材である天竜ヒノキを、安心して住まいを支える柱として活かすことにつながっています。

天竜ヒノキの柱が支える、永く安心して暮らせる家

設計に合わせて加工し、住まいを支える骨格へ

どれだけ良質な天竜ヒノキを使っても、木材の品質だけで強い家ができるわけではありません。一本一本の構造材を設計に合わせて正確に加工し、柱や梁、土台を適切に組み上げることで、はじめて住まいを支える骨格が形になります。
品質を確認した天竜ヒノキは、次にプレカット工場へ運ばれます。「プレカット」とは、設計図をもとに、柱や梁などの構造材を工場であらかじめ加工すること。柱と梁を組み合わせる「仕口」や、部材同士をつなぐ「継手」なども、設計データに基づいて精密に加工されます。

プレカット工場

プレカットされた構造材


こうして加工精度を高めることで、建築現場ではそれぞれの部材を設計通りに組み上げることができ、柱、梁、土台などが一体となって住まいを支える構造をつくっていきます。

山で育った木を選び、製材し、適切に乾燥させ、品質を数値で確認する。そして最後に、設計に合わせて一本一本を正確に加工する。
一本の天竜ヒノキが住まいを支える柱になるまでには、いくつもの工程と、それぞれの仕事に携わる人の技術が重ねられています。完成すると壁の中に隠れてしまう部分だからこそ、木材そのものの品質だけでなく、加工の精度にまでこだわることが、長く安心して暮らせる住まいの骨格へとつながっています。

天竜ヒノキの柱が支える、永く安心して暮らせる家

天竜の森から、家族の暮らしを支える柱へ

プレカット工場で加工された柱や梁は建築現場へ運ばれ、大工の手によって一本ずつ組み上げられていきます。それまで個々の部材だった柱や梁がつながり、一軒の家の骨格が少しずつ形づくられていきます。天竜の山で育った一本の木が、いくつもの工程と人の手を経て、ようやく「家を支える柱」になるのです。
その後、工事が進み、壁や天井が仕上げられていくと、天竜ヒノキの柱の多くは壁の中へと隠れていきます。完成した住まいで、その姿を目にする機会はほとんどありません。

天竜ヒノキを使用して完成した家のリビング


それでも柱は、見えないところで住まいを支え続けます。家族が食卓を囲む日も、子どもが成長していく日々も、季節が何度も巡っていく間も。何十年という時間を家族とともに重ねながら、暮らしの土台であり続けます。だからこそ花みずき工房では、完成したときのデザインや美しさだけでなく、やがて見えなくなる部分も大切にしています。

地域の山で育った木を選び、適切に乾燥させ、品質を確かめ、精度高く加工し、大工の手で組み上げる。そうした一つひとつの積み重ねが、長く安心して暮らせる住まいにつながっていると考えています。

天竜ヒノキの柱が支える、永く安心して暮らせる家

今回は、天竜の森で育った一本のヒノキが、さまざまな工程を経て、住まいを支える柱になるまでをご紹介いたしました。家が完成すれば、柱の多くは壁の中に隠れてしまいます。だからこそ花みずき工房では、目に見えるデザインだけでなく、木材の品質や構造など、完成すると見えなくなる部分も大切にしています。
また、花みずき工房では、建築途中の住まいをご覧いただける「構造見学会」も開催しています。天竜ヒノキの柱をはじめ、完成後には見ることのできない住まいの構造や家づくりのこだわりを、実際に確かめていただける機会です。

浜松の山で育った木で、浜松の家をつくる。これからも地域の森林や人の仕事を未来へつなぎながら、家族が永く安心して暮らせる住まいを、一棟一棟丁寧につくり続けていきます。

工事監督

Syoji Hattori

保有資格
二級建築士
二級建築施工管理技士
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