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Portfolio

にじり口のある家

You need to betrue to yourself

W.1056
静岡市 T様邸
身をかがめてくぐる、和のしきたり。

玄関をあがると、畳の間と格子戸が迎えてくれる家。そして客間へと誘うのは、お茶室で用いられる「にじり口」。身をかがめてくぐる和のしきたりも、おもてなしの設えとなっています。

玄関横のにじり口から繋がる和の客間。

一層目を奪われるのは、吹き抜けを貫く大黒柱。ご家族が天竜の「熊」の里まで出向いて選んだ天竜杉が、トップライトから差し込む自然光に包まれ、上品な光沢を魅せます。

アイランドキッチンからは贅沢に無垢の木をあしらったLDと和室が一望できます。

寝室の造作カウンター下にも一工夫。

外観は平板瓦と塗り壁を用いたすっきりとした和のスタイル。アプローチに建てたウッドフェンスを少し濃く仕上げることで丁度良いアクセントとなり、バランスの良いファサードを形成しています。