自然素材を好んで使う理由は、化学物質を多く含んだ新建材と比較してシックハウス症候群や、化学物質化敏症 などの健康面への悪影響を軽減させる事と、自然素材の持つ断熱効果や調湿効果で、室内を快適な状態に 維持させる事ですが、自然素材が織り成すぬくもりや癒しは、その空間で感じる空気をも変えてしまいます。 一方で近年開発された新建材にも優れた素材は数多く存在し、我々はその両方の長所を活かしつつも 欠点を補い合うことで、魅了される空間作りの実現を図っています。
私たちは長年自然素材を活用してきた経験を活かし、素材の良さを最大限に活かした上で、足りない部分を他素材で補いながら住宅に活用しています。
無垢木材
漆喰
珪藻土
和紙
天然石
タイル
年々技術の進歩と共に生まれてくる新素材。国内外で住宅建材への応用も日ごとに更新されており、私たちは絶えずその進化に目を向け、独自に検証をしながら 家づくりに活用しています。
合成木材
集成材
樹脂
金属
セラミック
抗菌・抗ウィルス材
無数に存在する自然素材と新素材建材、 その効果的な組合わせも無数に存在します。 下記はそのほんの一例ですが、これからも素材の吟味と最良の 組み合わせを追求していきます。
天井と壁とに、それぞれ高機能クロス、珪藻土をシームレスに組み合わせる事 で、メンテナンス性を高めつつも空気を快適に保つ部屋作りを実現致します。 意匠性に配慮しつつコストカットも実現致しています。
木造建築でありながら、鉄骨材を含んだ特殊な梁と、特殊接合金具を組合わ せることで、在来工法では実現不可能な大空間の実現や、 耐震強度を維持したオーバーハング住宅の実現も可能にしています。
かつて石膏系が主流だったモールディングですが、建築物に対する重量的な 負担を軽減するために、ABS、FRP、EPSなど軽量で強度の高い樹脂素材を 組み合わせる事で、メンテナンス性と意匠性を両立しています。