朝の訪れとともに、大地には光があふれ、風がそよぐ。木々は緑をたたえ、川の流れは清涼感と潤いをもたらしてくれる。そんな自然の営み、恵みを、当たり前のように享受できる私達はとても幸せです。でもこの幸せは先人達が築いてくれたもの。実は当たり前ではないのだと、きちんと胸にとめておかなければと思うのです。

 太古から現代まで、人はたくさんの知恵をつけ、暮らしは進化を遂げてきましたが、それでも変わらないのは、人も自然の一部であるということ。自然に生かされ、自然を生かし、共に生きるという永続的な関わりを決して手放さない。そのうえで、人が人らしくあることを追求したい。その自問自答を続けるなかに、私達が目指す家があります。

 人間らしい暮らしとは何か、この地で生きるとはどんなことなのか、自分らしい生き方を実感できる家とはどういうものか。私達と共に、その答えを見つけていただけたらと思うのです。